
【ジョン・ウィック:チャプター2】2017年公開アメリカ映画。ジャンルはいぶし銀スタイリッシュ復讐ハイパーアクション。
復讐を果たした伝説の殺し屋ジョン・ウィックは連れ帰った犬とともに、つかの間の休息をとっていた。そこにかつての友人がやってきて「血の契約を果たせ」と脅迫する。
血の契約とは一体何なのか。ジョン・ウィックに課せられた新たな依頼とは。今度の相手はイタリアンマフィア。一度殺し屋稼業に戻ったら二度と抜けることは許されない。
平穏な日々を求めるジョン・ウィックの意に反して業火に身を焦がす日々が今始まる。
キャッチコピーは伝説の殺し屋VS世界中の殺し屋
目次
映画情報
前作の大ヒットを受け、予算たっぷりにあのジョンウィックが舞い戻る!よりド派手に!よりスタイリッシュに!キアヌ・リーブスとチャド・スタエルスキの最強タッグが華麗に魅せる数々の殺しのテクニックは必見!
原題:John Wick: Chapter 2
上映時間:122分
監督:チャド・スタエルスキ
出演者:キアヌ・リーブス(ジョン・ウィック)、リッカルド・スカマルチョ(サンティーノ・ダントニオ)、 コモン(カシアン)、イアン・マクシェーン(ウィンストン)、ランス・レディック(シャロン)、 ローレンス・フィッシュバーン(バワリー・キング)ほか
【ジョン・ウィック】シリーズ徹底解剖!キャストは?銃器は?犬の名前や車の種類は?ホテルの掟やコインの価値を解説!
『ジョン・ウィック:チャプター2』は、前作で「復讐」を遂げた伝説の殺し屋が、裏社会の逃れられない「掟」と「呪縛」によって、さらなる深淵へと引きずり込まれる姿を描いています。世界観が一気に拡張され、アクションの様式美が極まった本作を、契約の重みと「聖域」の崩壊という観点から考察します。
1. 「誓印(メダル)」という絶対的な呪縛
本作の物語を動かす中心軸は、前作で語られなかった裏社会の絶対的なルール「誓印(マーカー)」です。
かつてジョンが引退という不可能を成し遂げる際、サンティーノと交わした血の契約。これは「自由を得るために、魂の一部を売った」ことに他なりません。
ジョンが「もう俺はあの世界にはいない」と拒絶しても、サンティーノが彼の家を爆破してまで強いたのは、**「過去からは決して逃げられない」**という残酷な真実です。どれほど平穏を望んでも、一度交わした契約は血でしか清算できないという、裏社会の冷徹な因果応報が描かれています。
2. ローマの鏡の間:アイデンティティの断片化
クライマックスの舞台となる「鏡の間」の戦闘シーンは、映像的な美しさと共に、深い心理的メタファーを含んでいます。
無数に並ぶ鏡に映し出されるジョン・ウィックの姿は、彼が抱える**「愛を求める一人の男」と「死を運ぶババヤガ」という二面性**の衝突を象徴しています。
どれが本物の自分なのか。敵を撃っているのか、鏡に映る自分を撃っているのか。迷宮のような鏡の中での戦いは、ジョンが自らの暴力的な本質から逃れられず、内なる怪物と対峙し続ける孤独を視覚的に表現しています。
3. コンチネンタルの「聖域」を侵した代償
本作の最も衝撃的な転換点は、ジョンがコンチネンタル・ホテル内でサンティーノを殺害したシーンです。
「ホテル内での殺生は厳禁」という、物語の基盤を支えていた絶対的な聖域の掟。ジョンは自らの手でその一線を越えました。これはサンティーノという個人への復讐を超え、彼が属していた**「システムの破壊」**を意味しています。
マネージャーのウィンストンが、ルールを破ったジョンに「破門(エグズコミュニケーション)」を宣告する際の悲痛な表情は、親愛なる友を救えない組織の限界と、秩序が崩壊した後の混沌を予感させます。
4. 世界のすべてが「殺し屋」という恐怖
ラストシーン、ニューヨークのセントラルパークで、ウィンストンの合図一つで周囲の一般市民たちが一斉に動きを止める演出は圧巻です。
それは、**「この世界のどこにも安全な場所などない」**という絶望の可視化です。ホームレス、サラリーマン、ランナー。日常に紛れたすべてが殺し屋のネットワークの一部であるという描写は、ジョンが世界全体を敵に回したことを象徴しています。
前作ではジョンが「追う側」でしたが、本作の幕切れとともに、彼は世界中から「追われる側」へと立場を完全に逆転させました。
5. 鉛筆の伝説と「意志」の力
「鉛筆一本で三人を殺した」という前作からの伝説が、実際に劇中で再現されるシーンは、ジョンのプロフェッショナリズムを象徴しています。
彼に特別な超能力があるわけではありません。ただ、**「目的を完遂するという絶対的な意志(Focus, Commitment, Sheer Will)」**が彼を怪物たらしめているのです。何も持たぬ素手同然の状態からでも死の山を築くその姿は、彼がもはや人間を超えた「概念」になりつつあることを示しています。
結論:終わりなき戦いへの序曲
『ジョン・ウィック:チャプター2』は、彼が求めていた「平穏」が、もはや物理的な死以外では手に入らないことを確定させた物語です。
家を焼かれ、唯一の思い出(写真)すら失い、掟を破って追放されたジョン。しかし、彼がラストに見せた表情は、絶望ではなく、迫りくる運命を迎え撃つ覚悟に満ちていました。
「誰が来ようと、皆殺しにする」という彼の宣言は、個人の復讐劇から、巨大な「支配(ハイ・テーブル)」への叛逆へと物語がスケールアップしたことを告げています。
破ってはいけない血の契約ってなに?
血の契約とは裏社会に伝わる伝統の掟です。絶対に破ってはいけない約束のようなものです。
大きめのロケットペンダントのような形状をしていてボタンを押すと針が飛び出します。フタを開けると左右に分かれた2つのスペースがあります。
契約者は指で片方のスペースに血判を押して相手に差し出します。
双方が契約を受諾すると受け取った相手は契約者の頼みを一度だけ必ず受けなければいけません。
その代わり受け取った相手の頼みも必ず一度だけ受けなければならないのです。
詳しくは語られていませんが、ジョン・ウィックは殺し屋から足を洗う際にサンティーノの助けを得るため血の契約を交わしたそうです。
おかげでジョン・ウィックは平穏に足を洗うことができたのですが、犬の復讐のためもう一度この世界に足を踏み入れたため、サンティーノに目をつけられたというわけです。

そんなことがあったんだね。
でもそう考えるとサンティーノの頼みって筋が通っているような‥。
でもその後に口封じでジョン暗殺を企てたから弁解の余地はないか。
【ジョン・ウィック】シリーズ徹底解剖!キャストは?銃器は?犬の名前や車の種類は?ホテルの掟やコインの価値を解説!
超お得!コンチネンタルのサービスとは?
今作でコンチネンタル会員をはく奪されたジョン・ウィック。さぞかしショックなことでしょう。

コンチネンタルホテルの会員って何ができるの?
ホテルに泊まれるだけ?
いえいえ、そんな普通のサービスだけじゃないんですよ!
裏社会に名を轟かせてるコンチネンタルホテル。その会員限定のサービスを紹介していきます!
殺し屋さんの不規則な生活をサポート!
殺し屋さんの生活習慣は乱れまくってます。夜に仕事をすることが多いため、夜更かしが自然と増えるのです。
しかも定時で上がるという概念が存在しないので、ストレスがたまりやすく、時間もないので偏った食事をしがちです。
コンチネンタルホテルでは、いつでも快適に過ごしていただけるように一流のシェフによる栄養バランスの整った食事を提供しています。24時間体制でベテランスタッフが常駐しているので様々なお悩みに対応します。スタッフによる最高のベッドメイキングはあなたの疲れを完全に癒してくれることでしょう。
殺し屋さんのけがや病気をサポート!
殺し屋さんたちの一番のお悩みは健康です。危険な仕事なので、けがをしたり衛生面に気をつけなければ屈強な体を維持することは出来ません。
コンチネンタルでは、不自然な銃創や切り傷をつけて帰ったお客様にいち早く回復していただくため、口の堅い一流の医者を即日部屋に呼びだし治療を受けることができます。
情報が欲しいならコンチネンタル一択!
そこの殺し屋さん。情報って調べるの面倒くさいなぁ。そう思ったことはありませんか?
コンチネンタルであれば国家機密から隣人の昨日の夕食までさまざまな信頼できる情報を提供いたします。
余分な時間を短縮して有意義な週末を過ごしましょう。
銃や防弾性のスーツをオーダーメイドで即日発注!
専門のコンシェルジュがあなたの体に合わせた防弾スーツや銃を手配します。
試し打ちも可能でいつでも快適な殺しをサポートします。
あなたのニーズに合わせたサービスを提供します!
コンチネンタルホテルは誠心誠意がモットーです。オプションにないサービスも個々に合わせてスタッフが対応します。例えば急な用事で数日間、愛犬を預かってほしいなどの要望もスタッフが真心を込めて対応いたします。
さらにどんな悪人であろうとホテル内での殺人はご法度ですので、心ゆくまでおくつろぎ頂けます。
ジョン・ウィックに狙われない限りは。
ニューヨークの殺し屋さんを紹介!
ジョン・ウィックを襲う様々な殺し屋たち。今作では700万ドルの賞金をかけられたことでニューヨーク中の殺し屋さんたちから命を狙われます。
ここでジョンウィックに立ち向か勇敢な殺し屋さんたちを紹介していきます!
孤高のストリートヴァイオリニスト
街中でヴァイオリンを弾いている女性。殺し屋としてのオーラは完全に消えていて油断したジョン・ウィックは気づかずに彼女の前を通り過ぎます。
彼女はすかさずヴァイオリンから隠し刀を抜き、ジョン・ウィックに瞬殺されました。
日いずる国からやってきた相撲レスラー
あきらかに不自然な体躯と髪型。ジョン・ウィックと目が合い戦闘になります。自らの体躯を活かすことができないこの殺し屋さんはきっと日本でもうだつの上がらない力士だったのでしょう。ジョン・ウィックに頭を撃たれますが、なぜか一瞬動きます。
地下鉄にひそむモブ男
地下鉄に逃げ込んだジョン・ウィックですが殺し屋さんたちは休ませてくれません。次々に襲い掛かり、次々と殺されました。正直あまり記憶にないです。すみません。
ここまで観ていて「警察仕事しろよ!」と喉まで出かかったのですが飲み込みました。そんな小さなこと考えていたらジョン・ウィックは楽しめません。何も考えずに没入しましょう。
必殺お掃除変装マン
清掃業者に変装してジョン・ウィックの隙をついて近づく様はまさに必殺仕事人!
もちろん、ジョン・ウィックに殺されました。
えんぴつで殺されマン
銃弾が切れたジョン・ウィックに襲い掛かるサラリーマン風の男性二人。
ジョン・ウィックもついにここまでかと目を塞ぎそうになりましたが、鉛筆一本でやられてしまいます。
まさか前作で語られた逸話を実演してくれるとは!感動ですが、けっこう描写はグロかったです。
~観終わったあとの感想~
ヘッドショット連発!連発!連発につぐ連発!重厚感とスピード感あふれるキアヌ・リーブスのガン・フーアクション!前作よりもさらに激しく!さらに困難に!さらに絶え間なく!
何も考えずにただ上質のアクションが観たいという方にお勧めの傑作映画でした。
前作で語られた伝説をお披露目してくれました!
前作で語られたジョン・ウィック伝説のひとつに「一本の鉛筆で3人の敵を瞬時に殺した」という逸話がありました。
この話、皆さんはどうやって殺したのか見てみたかったなぁと思いませんでしたか?
ジョン・ウィックシリーズでは武器とカンフーを組み合わせた〇〇・フーと呼ばれる言葉がファンの間で流行っています。この逸話は鉛筆を使った殺人術なのでさしづめペン・フーってところですかね。
実はなんと今作「ジョン・ウィック:チャプター2」でそのペン・フーが実演されました!あーなるほどこうやって殺したんだって感動しましたね。現役時代に負けず劣らずということを証明したジョン・ウィック。まだ観ていない方は要チェックです!
「ジョン・ウィック:チャプター2」に続く最終章、「ジョン・ウィック:パラベラム」!与えられた1時間という短い猶予の中、ジョン・ウィックはどう動き、どう敵を倒すのか!ニューヨークだけでもこんなにヤバいのに世界中が敵なんてどうなるんでしょう!手に汗握るノンストップヘヴィーアクション!興味のある方はぜひご覧ください!

それにしてもこの世界の警察は何しているんだろう。




