【グレイテスト・ショーマン】あらすじネタバレを感想付きで紹介!

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グレイテスト・ショーマン

出典「グレイテスト・ショーマン」より

【グレイテスト・ショーマン】2017年公開アメリカミュージカル映画。
貧しい環境下でも大成するという夢をあきらめなかった男が興行師で成功するまでを描いた作品。

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映画情報

様々な差別と闘いながらも強く生きるサーカス団員たちが歌う曲には心奮わされること必至。特にレティらが歌う魂の名曲「This Is ME」は、聞けば涙が自然とこぼれてしまうほどの破壊力がある。

キャッチコピーは、夢が、踊る。

劇中曲「THIS IS ME」は第75回ゴールデングローブ賞の主題歌賞を受賞した。

そのほかにもゴールデングローブ賞映画部門で作品賞にノミネート。主演を演じたヒュー・ジャックマンは同賞で主演男優賞にノミネートされた。

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原題:The Greatest Showman
上映時間:105分
監督: マイケル・グレイシー
出演者:ヒュー・ジャックマン(P・T・バーナム)、ザック・エフロン(フィリップ・カーライル)、ミシェル・ウィリアムズ(チャリティ・バーナム)、 レベッカ・ファーガソン(ジェニー・リンド)、アン・ウィーラー( ゼンデイヤ)、キアラ・セトル(レティ・ルッツ)ほか

グレイテスト・ショーマン予告編 動画

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【ネタバレ】グレイテスト・ショーマン徹底解説!曲やキャストは?感涙必至「This Is Me」誕生秘話を紹介!

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あらすじ1/6「バーナムの災難」

舞台に立つ男(ショーマン)の影からこの映画は始まります。男の名はバーナム。さあショーが始まります。

ショーマンとは、興行師や芸人など舞台に立ってパフォーマンスを行う人のことを指します。
グレイテスト・ショーマンとは最高の興行師と言う意味です。

さっそく歌から始まったグレイテスト・ショーマン!
しょっぱなの曲がカッコ良くて一気に引き込まれた!

物語の始まり

貧しいながらもたくましく生きるバーナムは、幼なじみで良家の令嬢チャリティと結婚します。彼女の親は強く反発しますが、2人の愛は揺らぎませんでした。

家を飛び出したバーナムたちはしばらくして娘2人を授かり、貧しいながら幸せに暮らしていました。

ある日、バーナムは務めていた貿易会社で部長に自分をアピールします。家族のため昇進を直談判していたのです。部長はバーナムを無視して無言でつかつかと歩きます。そして社員みんなの前でこう発言しました。

「わが社の貿易船が沈没した。会社は倒産する。つまり君たちは全員クビだ。

ま、まじか。
家族もいるのに。急すぎる‥。

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あらすじ2/6「バーナムの決意」

バーナムは肩を落としながら、家路につきました。そして楽しそうにはしゃぐ娘たちを眺めながら妻チャリティにクビになったことを話します。

妻のチャリティはあっけらかんとした表情で洗濯物をたたみながら「そう。」と明るく言いました。
バーナムが困惑しているとチャリティは言います。
「お金が無くったって私は幸せよ。きっとその仕事はあなたには合わなかったのよ。」
チャリティは優しく笑いました。

この言葉を聞いてバーナムは落ち込んでいる場合じゃないと立ち上がります。そして前に動き始めることを決意したのでした。

なんて良い奥さんだ‥。
男を上げる女性ってこういう人のことを言うんだろうな。

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あらすじ3/6「バーナムの閃き」

バーナムは会社から沈没した船の登録証を持ち出します。そして銀行から登録証を担保にして資金を借り「バーナム博物館」を建てるのでした。

バーナム博物館は世界中の珍しいものを展示した博物館でした。

バーナムの夢を詰め込んでオープンした「バーナム博物館」でしたが、客足はかんばしくありませんでした。家族も総出で手伝いますが、なかなか上手くいきません。

どうしたらよいのか。頭を抱えるバーナムに次女が一言いいました。

「この博物館には生きている人がいない。」

バーナムはハッとして次の日から行動を起こします。

バーナムの素晴らしいところは人の意見を大切にしてすぐに行動に起こせることだね。

簡単そうにみえるけど、なかなか出来る人は少ないと思う。

バーナムは小人症の男、ひげの生えた女、大男、全身刺青の男、結合双生児の兄弟など、世間から差別と奇異の目にさらされてひっそりと隠れるように生きていた人たちを集めました。

そして生きた見世物小屋を始めたのでした。

うわ~今だったら絶対できないことしてる。

たくさん批判はあるだろうけど、影を潜めて生きていた人たちに生きる希望を与えたのは良いことだと思うな。

ショーは大成功でした。怖いもの見たさに集まってきた観客たちでショーは連日にぎわいます。「バーナム博物館」は名前を改め「バーナム・サーカス」になりました。

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あらすじ4/6「バーナムの躍進」

一躍時の人となったバーナムは一部の反対もありながら上流階級の仲間入りを果たします。

一方サーカス団員たちは、めきめきとショーパフォーマンスの腕を上げていきます。
観客は変わらず大盛況でしたが、批評家からは酷評されていました。さらに見世物小屋に反発する市民も徐々に増えていきました。

バーナムはあるパーティで知り合った劇作家のフィリップ・カーライルをサーカスの演出家としてスカウトします。報酬は取り分の10%です。

続いてフィリップのコネによって女王陛下に謁見する機会を得たバーナムは、そこで天使の歌声と評されるオペラ歌手ジェニー・リンドと出会います。

ジェニーはちょうど公演を取り仕切る興行師を探していました。バーナムは彼女の公演を成功させれば、名実ともに上流階級の仲間入りができると意気込みます。

そうすれば娘たちも学校で馬鹿にされずにすむ。バーナムはサーカスをフィリップに任せ、ジェニーの公演に全力を注いたのでした。

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あらすじ5/6「バーナムの崩壊」

ジェニーの公演は大成功でした。観客に響き渡る彼女の歌声は力強くもあり、はかなげのある天使の歌声そのものでした。

口を辛く酷評していた批評家たちも彼女の公演には絶賛したのでした。

バーナムは彼女の公演をさらに盛り上げようと多額の資金を投入して必死に頑張ります。

しかしその裏でサーカスのことは頭からすっかりなくなっていました。サーカスの興行はショーマンであるバーナムが退いてから人気が低迷していきました。

一方ジェニーは真剣に公演に向き合うバーナムを次第に愛していきます。ある日ジェニーは想いを打ち明けますがバーナムに断られます。

ジェニーは当てつけに大勢がいる前でくちびるにキスをしました。これがスキャンダルとなり、妻のチャリティは子供たちを連れて実家に帰ります。そして巨額の資金を投資した公演は打ち切りとなりました。

それと重なるように人気が低迷していたサーカス団は一部の反発した市民たちがどんどん増えていき、ついには暴動を起こし始めていました。

現代とは違って当時は差別意識がかなり高かったようです。特異な人たちをさけずみ、汚らわしいと考える人たちは暴動を起こし自分たちの町から追放したかったようです。

サーカス団員たちはここにしか居場所がありません。ここ以外では人として扱ってもらえず隠れながら生きなければならないのです。自分たちのようやくみつけた居場所を守るため必死に抵抗しますが、暴徒たちは止まりません。

ついにバーナム・サーカスの建物は暴徒たちの手によって燃やされてしまいました。

火事の知らせを聞いたバーナムは一目散に飛んでいきました。そして燃える建物を目にします。

建物の中にまだフィリップがいました。バーナムは火の中に飛び込み、間一髪フィリップを救助することに成功したのでした。

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あらすじ6/6「バーナムの復活」

全焼した建物の前でうなだれるバーナムがそこにいました。すべてを失ったバーナムは呆然としていました。ジェニーの公演のため家を担保にしていたので立ち退きを命じられていました。

もう終わりだと思ったバーナムはパブでお酒を飲みます。

ふと周りをみるとそこにサーカス団員たちがいました。

もう一度やろう。サーカスは私たちの家よ。私たちは家族。ひげの生えた女性レッティが呼びかけます。

全てを失ったと思っていたバーナムでしたが、失っていない大切な家族がここにいたことに気づきました。

バーナムは再起を決意して去っていった妻と娘を迎えに行きました。

その後入院していたフィリップが目を覚まし、バーナムに会って言いました。俺の資金を使ってもう一度サーカスをやろう。
フィリップの申し出に感謝するバーナム。2人はこれで正真正銘の共同経営者となりました。

※当初フィリップは10%の取り分で契約した共同出資者でしたがこれを機にバーナムの本当の相棒になりました。

そしてバーナムは閃きます。建物なんていらない。俺達には焼け野原になったこの土地がある。ここにテントを張ろう。

こうして野外サーカスとして再出発したバーナムサーカス団は大成功します。バーナムは最後フィリップにショーマンの座を譲り、娘の発表会に出かけるのでした。

サーカスでテントを張るこのスタイルは移動に適していて巡業にとても向いています。

現在のシルクドソレイユなどにも採用されているスタイルです。

本当に大切なものは火事やスキャンダルくらいでは無くならない。
人と人との絆の大切さを教えてくれる良い映画だった!

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~観終わったあとの感想~

何といってもグレイテスト・ショーマンのみどころは劇中曲です!

正直ほかのミュージカル映画とは一線を画すほど曲がスゴイ!

魂が震えるというか鳥肌が立つほど感動してしまいました。

ダンス、演者の表情、メロディライン、歌詞含めて完璧だと思いました。まるで上質のミュージックビデオをみているような気分になってそれだけでこの映画を観る価値は充分あると思います。

批評家の間ではストーリーが薄いだとか普通とは違う人たちを見世物にするバーナムを人格者扱いしているのに不満をあらわしている人もいます。

しかし映画の持つ自由な表現を損ねるような発言は建設的ではありませんし、規制を強めていくだけではどんどん映画やエンターテイメントはつまらなくなっていくと思います。

バーナムサーカス団の団員たちは今まで差別によって苦しみ自信を失いながら、さげすまれた生活を送っていた人たちがほとんどでした。バーナムが彼らを商業的に見世物にしたとしても、胸を張って一生懸命働ける居場所を持つことは幸せなことだと思います。

劇中でひげの生えた女性レッティを中心に歌われた「This Is Me」は感動ものです。
周りから嘲笑や迫害、差別を受けながらも強くたくましく前進する彼らの勇気がよく表現されていてとても素晴らしい曲になっています。

今何かに苦しんで、つらくて孤独感を感じている人は騙されたと思って聞いてみてください。

すぅーっと心が浄化されていって奥からみなぎるような力と勇気がもらえるはずです。

出典「グレイテスト・ショーマン」より

I am brave, I am bruised
私には勇気がある 傷もある

I am who I’m meant to be, this is me
ありのままでいることに意味があるの これが私よ

ソングライター: Justin Paul / Benj Pasek

自分を責める必要も否定する必要もない。
誰にもそんな資格はないし、権利もない。

明日も頑張ろうと思える良い映画だった。

【ネタバレ】グレイテスト・ショーマン徹底解説!曲やキャストは?感涙必至「This Is Me」誕生秘話を紹介!

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