【シン・ウルトラマン】全禍威獣・外星人一覧を時系列順に元ネタと画像付きで解説!

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シン・ウルトラマン全禍威獣・外星人一覧を画像付きで解説
魅力的な禍威獣かいじゅうや外星人がたくさん登場する『シン・ウルトラマン』。どの禍威獣も大迫力で存在感がありますよね。

このページではそんな禍威獣や外星人について生態や特徴、元ネタなどを画像付きで解説していきます。ちなみに禍威獣の命名は防衛大臣が好みで決めているのだとか。

※ネタバレを含みますので鑑賞前の人はご注意くださいね。
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全禍威獣・外星人一覧を時系列順に紹介

時系列順禍威獣の名前元ネタ
ゴメス巨大不明生物第1号
ゴメス
『ウルトラQ』第1話
「ゴメスを倒せ!」登場
マンモスフラワー巨大不明生物第2号
マンモスフラワー
『ウルトラQ』第4話
「マンモスフラワー」登場
ぺギラ巨大不明生物第3号
ぺギラ
『ウルトラQ』第5話
「ペギラが来た!」登場
ラルゲユウス敵性大型生物第4号
ラルゲユウス
『ウルトラQ』第12話
「鳥を見た」登場
カイゲル敵性大型生物第5号
カイゲル
『ウルトラQ』第24話
「ゴーガの像」登場
パゴス敵性大型生物第6号
パゴス
『ウルトラQ』第18話
「虹の卵」登場
ネロンガ禍威獣第7号
ネロンガ
初代『ウルトラマン』第3話
「科特隊出撃せよ」登場
ウルトラマン巨大人型生物
ウルトラマン
初代『ウルトラマン』第1話
「ウルトラ作戦第一号」登場
ガボラ禍威獣第8号
ガボラ
初代『ウルトラマン』第9話
「電光石火作戦」登場
ザラブ星人外星人
ザラブ星人
初代『ウルトラマン』第18話
「遊星から来た兄弟」登場
メフィラス星人外星人
メフィラス
初代『ウルトラマン』第33話
「禁じられた言葉」登場
ゾーフィ外星人
ゾーフィ
初代『ウルトラマン』第39話
「さらばウルトラマン」登場
ゼットン天体制圧用最終兵器
ゼットン
初代『ウルトラマン』第39話
「さらばウルトラマン」登場
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➀巨大不明生物第1号「ゴメス」

ゴメス
『シン・ウルトラマン』で最初にあらわれた禍威獣。巨大不明生物第1号として登場します。この時点では禍威獣という名称はなく、ただ巨大不明生物第1号として認識されています。
禍特対が創設される前の出来事でこの時は自衛隊が出動し、総力戦でゴメスを撃破しました。

ゴメスは肉食の巨大な原始哺乳類

ゴメスは肉食性の巨大な原始哺乳類で獰猛な性格です。外見はゴジラに似た姿をしています。
一部では『シン・ゴジラ』のゴジラが進化した姿として『シン・ウルトラマン』と世界観を共有しているのではないかと言われています。

ただ個人的にはゴジラとゴメスは進化の方向性や性質が違うため、別個体であると思います。また『シン・ゴジラ』と『シン・ウルトラマン』はあくまで別作品なので世界観につながりがあるという話は信憑性が低い気がしますね。

元ネタは『ウルトラQ』第1話「ゴメスを倒せ!」

ゴメスは『ウルトラQ』第1話「ゴメスを倒せ!」にて初登場しました。
『ウルトラQ』のゴメスは地中にて生息していた古代怪獣で地中温度の上昇によって長い眠りから覚めました。地中に長くいたため、カメラのフラッシュや強い光が苦手とされています。

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➁巨大不明生物第2号「マンモスフラワー」

マンモスフラワー
『シン・ウルトラマン』で2番目にあらわれた禍威獣。巨大不明生物第2号として登場します。ビルの地下や皇居の堀に根を張り成長し、丸の内のオフィス街にて巨大な花を咲かせたマンモスフラワー。
官庁、民間企業、および学校がそれぞれ協力し合って弱点を発見し、炭酸ガスと火炎放射にて駆除されました。

マンモスフラワーはジュラ紀に生息していた吸血植物

マンモスフラワーは有史以前から生息していた吸血植物です。大蛇のように地下に根を張り、人間の身体に巻きつきトゲから血液を吸い上げます。また花から毒性の花粉をまき散らします。

元ネタは『ウルトラQ』第4話「マンモスフラワー」

マンモスフラワーは『ウルトラQ』第4話「マンモスフラワー」にて初登場しました。
『ウルトラQ』ではジュラ紀から生息していたこともあり、「ジュラン」と名付けられましたが、終始「マンモスフラワー」と呼ばれていました。

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➂巨大不明生物第3号「ぺギラ」

ぺギラ
『シン・ウルトラマン』で3番目にあらわれた禍威獣。冷凍ガスを放出して東京を一時氷河期に変えました。

都市部の機能はマヒし甚大な被害を与えたことで日本政府は巨大不明生物に対する認識の甘さを痛感。のちに防災省を設立、「禍特対」誕生のきっかけとなりました。ぺギラはある女性生物学者が弱点を発見したことで駆除されます。この女性生物学者が後の「禍特対」メンバー船縁由美と言われています。

マイナス130度の冷凍光線を放つ突然変異のペンギン

ぺギラは、核実験の影響で大量の放射能を浴びて突然変異を起こしたペンギンと言われています。口から放つマイナス130度の冷凍光線は凄まじく、一時的ではあるものの東京をまるごと氷河期さながらの気温に変えるほどの威力でした。

元ネタは『ウルトラQ』第1話「ゴメスを倒せ!」

ゴメスは『ウルトラQ』第5話「ペギラが来た!」にて初登場しました。
『ウルトラQ』では飛行時に速度はマッハ80を超え、冷凍光線を放つ際は半重力現象が起こり、周囲の物体が巻き上がるという恐ろしい特性を持っています。普段は南極に生息しているとのことです。

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➃敵性大型生物第4号「ラルゲユウス」

ラルゲユウス
『シン・ウルトラマン』で4番目にあらわれた禍威獣。ラルゲユウス以降は「巨大不明生物」ではなく、人類に敵意を持った生物として敵性大型生物禍威獣かいじゅうと名称を変更しています。飛翔禍威獣という名にふさわしい空を飛ぶ巨大鳥です。城付近に旋風を巻き起こしながら飛来しましたが、その後消息を絶ちました。

ステルス機能を備えた飛翔生物

突如飛来したラルゲユウスですが、その後パタリと消息を絶ちます。肉眼、レーダーより消失したことからステルス能力があるのではないかとされています。
また一説には裏でメフィラスがステルス装置を使用してラルゲユウスを逃がしたのではないかと言われています。

元ネタは『ウルトラQ』第12話「鳥をみた」

ラルゲユウスは『ウルトラQ』第12話「鳥をみた」にて初登場しました。
『ウルトラQ』では文鳥に似た姿をしており、空腹になると巨大化する特性を持ちます。またラルゲユウスは氷河期以前に生息していた鳥の祖先の一種と考えられています。
『ウルトラQ』の中では、三郎という孤児の少年に飼われて「クロオ」と名付けられていましたが、物語終盤で別れを告げ、海上へ飛び去って行きました。

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➄敵性大型生物第5号「カイゲル」

カイゲル
『シン・ウルトラマン』で5番目にあらわれた禍威獣。
防災省の禍特対が発足されてからの初任務にあたり、自衛隊との連携によって駆除されました。

溶解液を発射する巨大カタツムリ

カイゲルは巨大なカタツムリのような姿をしており、目から溶解液を発射して人や建物を溶かすことから溶解禍威獣と呼ばれています。

元ネタは『ウルトラQ』第24話「ゴーガの像」

ラルゲユウスは『ウルトラQ』第24話「ゴーガの像」にて初登場しました。
『ウルトラQ』ではゴーガと呼ばれており、太古の昔、アランカ帝国を滅亡させた伝説の怪獣とされています。東京に密輸入されたゴーガの像の中に封印されていましたが、放射能を浴びることで巨大化しました。

「ゴーガ」という名前は当初予定されていたサンプルストーリーでは「カイゲル」でした。『シン・ウルトラマン』では庵野秀明氏の発案で原作を忠実に再現するため、この「カイゲル」という名前が採用されています。

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➅敵性大型生物第6号「パゴス」

パゴス
『シン・ウルトラマン』で6番目にあらわれた禍威獣。パゴスは当初、地底禍威獣と命名されましたが、のちに放射性の物質を捕食することから「放射性物質捕食禍威獣」と改名されました。

放射性物質を捕食する禍威獣

放射性物質を捕食するという特性を持つパゴス。
パゴスは東京に放射性物質を求めて現れ、体内にため込んで周りを汚染していきます。また口から放射性の強い光線を出すため、駆除した後も被害は甚大でした。

元ネタは『ウルトラQ』第18話「虹の卵」

パゴスは『ウルトラQ』第18話「虹の卵」にて初登場しました。
『ウルトラQ』では、パゴスはウランを捕食する原子動物として現れ、地中を高速で掘り進み、口から分子構造破壊光線を出します。最後にはネオニュートロン液が入ったミサイルを撃ち込まれ、体が風化するように粉砕されました。

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➆禍威獣第7号「ネロンガ」

ネロンガ
『シン・ウルトラマン』で7番目にあらわれた禍威獣。このネロンガとの闘いでウルトラマンが初登場しました。
ネロンガに向けて核兵器の使用申請を進めていた政府に対し、その前に決着をつけるべく禍特対が出動。そこへ突如現れた銀色の巨大人型生物(ウルトラマン)の手によってネロンガは倒されました。

電気を捕食して透明化する禍威獣

ネロンガは透明禍威獣と呼ばれており、電気を捕食して体全体を透明化することができます。しかしその巨体で移動すると粉塵が巻き起こるため、透明化していても居場所はすぐわかります。劇中でも禍特対の非粒子物理学者、滝明久に「透明化の意味ないじゃん」と突っ込まれていたのが印象的です。

元ネタは初代『ウルトラマン』第3話「科特隊出撃せよ」

ネロンガは初代『ウルトラマン』第3話「科特隊出撃せよ」にて初登場しました。
初代『ウルトラマン』では鼻先にある一本角と頭部の触覚を接触させることで電撃を発射します。また、初代『ウルトラマン』のネロンガは通常の状態が透明で電気を吸収する時だけ姿を現しました。

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➇巨大人型生物「ウルトラマン」

ウルトラマン
ネロンガとの戦闘の最中、大気圏外より突如飛来した知性を持つ銀色の巨大人型生物。
十字に組んだ腕からはスペシウムと言われる地球にはない物質を放射することができ、体調の変化により赤色の模様が変色する特性を持ちます。
後にこの巨大人型生物は「ウルトラマン」と命名されました。

人間と融合した光の戦士

ネロンガとの闘いで集落に逃げ遅れた子供を発見した禍特対の作戦立案担当官である神永新二は、保護するため一人現場に向かいます。
そこで突如、大気圏外より12,000キロの速度で飛来した巨大な何かの爆風に巻き込まれ、神永新二は命を落とします。この飛来した巨大物体の正体こそ銀色の巨人「ウルトラマン」でした。

ウルトラマンは不慮の事故により命を奪ってしまった神永新二を助けるため、融合して自分の命を共有したのでした。
『シン・ウルトラマン』劇中でウルトラマンが初めて登場した印象的なシーンです。

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➈禍威獣第8号「ガボラ」

ガボラ
『シン・ウルトラマン』で8番目にあらわれた禍威獣。
ある山の地底深くにあった地下核廃棄物貯蔵施設に向けて地中を掘り進んでいたガボラでしたが、禍特対の要請を受けた米軍の爆弾により地上に姿を現しました。
その後、米軍からの総攻撃を受けるもびくともしないガボラはそのまま核施設へと進撃します。そこへウルトラマンが登場し、戦闘に入ります。

ガボラはウルトラマンに放射能光線を浴びせますが、ウルトラマンは全身でガボラの放射性物質を除去し倒しました。
放射性物質を除去する際のウルトラマンの赤い模様が変色していく様子が印象的です。

頭部についた強力なドリルが武器の地底禍威獣

ガボラとの戦闘
ガボラは地底禍威獣と呼ばれており、頭にエリマキトカゲのような尖ったヒレを閉じることで二重反転式の強力なドリルになります。
このドリルは攻撃時に強力な破壊力を持つだけでなく、防御の際も頭部を守る役目を果たしています。またガボラは口から放射能光線を放出することができます。

元ネタは初代『ウルトラマン』第9話「電光石火作戦」

ガボラは初代『ウルトラマン』第9話「電光石火作戦」にて初登場しました。
初代『ウルトラマン』のガボラは首についた6枚の赤いヒレを閉じ、ドリルのように攻撃すると同時に頭部を防御していました。ウルトラマンに赤いヒレを2枚むしり取られ、首投げで絶命しています。

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➉外星人「ザラブ星人」

ザラブ星人
『シン・ウルトラマン』でウルトラマンの次にあらわれた2番目の外星人。
禍威獣とは違って高い知能を有し、コミュニケーションをとることが出来ます。

ザラブ星人は電子データを自由に操れる高度な科学力をカードに日本政府と友好条約を結びます。
そして、にせウルトラマンの姿に変身して横須賀基地を襲撃、ウルトラマンに罪をかぶせ、ウルトラマン抹殺計画を提案します。

ザラブ星人の真の目的は人類を争わせ自滅させることでした。最終的にはウルトラマンの八つ裂き光輪によって倒されましたがなんとも恐ろしい外星人ですね。

高度な科学力と返信能力を備えた凶悪宇宙人

にせウルトラマンとの戦闘
ザラブ星人は別名「凶悪宇宙人」と呼ばれており、その星に住む原星人を文明ごと滅ぼすのが目的です。
高度な科学力で電子機器を自由に操れ、インターネット上のあらゆる情報を掌握できます。また変身能力もあり、『シン・ウルトラマン』劇中ではにせウルトラマンに変身して横須賀基地を襲撃するなど、はじめて敵として知能を用いた戦略でウルトラマンと禍特対の脅威となりました。

元ネタは初代『ウルトラマン』第18話「遊星から来た兄弟」

ザラブ星人は初代『ウルトラマン』第18話「遊星から来た兄弟」にて初登場しました。
初代『ウルトラマン』でのザラブ星人も知能が高く優れた科学力を持ちます。また変身能力のほかに指先から光弾を発射したり、皮膚から放射能の霧を噴出することもできます。
瞬間移動や空を飛ぶことも可能で目から催眠光線を出すこともできます。悪役としての人気の高さから様々なウルトラマンシリーズに度々登場し、ウルトラマンを苦しませます。

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⑪外星人「メフィラス」

メフィラス星人
『シン・ウルトラマン』で3番目にあらわれた外星人。はじめて人間の姿で禍特対の前に登場した外星人です。
ザラブと同じく高度な科学力と知性を持っており、生物を巨大化させるベーターシステムを日本政府に紹介し、密約を交わします。

メフィラスは人類をベーターボックスで巨大化させ、生物兵器として転用しようと画策していました。
ウルトラマンとの戦闘では自身をベーターボックスで巨大化して戦いますが、謎の外星人ゾーフィの登場により戦闘を中断し姿を消します。

背広を着た紳士、その正体は「悪質宇宙人」

メフィラス星人との蹴り合い
別名「悪質宇宙人」と呼ばれるメフィラス星人は地球を掌握し、人類を生物兵器として転用、管理することが目的でした。
地球にあらわれた禍威獣やザラブ星人はメフィラス星人が裏で操っていたのではないかとされています。

紳士的なふるまいの裏には謀略が隠されており、数多くの敵性外星人の親玉的な存在であることも匂わせています。

元ネタは初代『ウルトラマン』第33話「禁じられた言葉」

メフィラス星人は初代『ウルトラマン』第33話「禁じられた言葉」にて初登場しました。
IQ1000を超える知能を持ち、紳士的なふるまいをしますが、物事が自分の思い通りにいかないと激昂する一面があります。
力を誇示するため科特隊メンバーのフジ・アキコ隊員を巨大化したシーンは有名で、本作『シン・ウルトラマン』でも長澤まさみ演じる浅見弘子の巨大化はインパクト大です。

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⑫外星人「ゾーフィ」

ゾーフィ
『シン・ウルトラマン』で4番目にあらわれた外星人。
ウルトラマンと同じく光の星からやってきた使者でウルトラマンよりも上位の存在。

人間が生物兵器として転用される危険があることを知ったゾーフィは天体制圧用最終兵器「ゼットン」を使い、地球どころか太陽系もろともを消滅させようとします。

劇中で放ったセリフ

「そんなに人間が好きになったのかウルトラマン」

は有名で本作のキャッチコピーにも使われています。

光の星の掟に忠実なウルトラマン・ゾーフィ

ゾーフィとウルトラマン
神永新二と融合したウルトラマン(リピア)とは違い、光の星の掟に忠実なゾーフィは人間を理解する気がありません。
銀河系の平和のためなら、ためらいなく地球を消滅させることができる、それがゾーフィです。

黒と金色の特徴的なカラーリングはこれまでのウルトラマンにはない色使いで神々しくも威圧的な雰囲気をかもし出しています。
しかしゾーフィは悪人というわけではなく、平和と秩序を重んじる正義の味方です。最終的には考えを改め、ウルトラマンの意思を尊重しました。

元ネタは初代『ウルトラマン』最終話「さらばウルトラマン」

ゾフィー(ゾーフィ)は初代『ウルトラマン』最終回第39話「さらばウルトラマン」にて初登場しました。
ゼットンに敗れたウルトラマンを迎えにきたゾフィーは持っていた二つの命のうち、ひとつをウルトラマンに与え、もうひとつを融合していたハヤタ隊員に与えて復活させました。そして、地球の平和は人間の手によって守られることに価値があると説得し、ウルトラマンを光の星へと連れ帰りました。

ちなみにウルトラ兄弟の長兄で宇宙警備隊隊長でもあるゾフィーは強さも破格でM87光線と呼ばれるウルトラ兄弟最強クラスの威力を誇る必殺技を持ちます。

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©2022「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ これまでのウルトラマンシリーズを一新し、興行的に大ヒットを記録した『シン・ウルトラマン』。 国内外ともにコアな評価を受けている本作ですが、一方で専門用語や難しい話もあり、よくわ...
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⑬天体制圧用最終兵器「ゼットン」

ゼットン
『シン・ウルトラマン』で最後にあらわれた最終兵器。
ウルトラマンと神永新二が融合したことにより、ベータ―カプセルを用いれば人類を生物兵器として転用できることがマルチバースの全知的生命体に知れ渡ってしまいました。それを受け、ゾーフィは天体を星ごと消滅させることのできる最終兵器「ゼットン」を稼働させます。

ゼットンは1兆度の熱球を放つことで対象の地球を太陽系ごと滅却することが可能です。また、衛星軌道上に配備されたゼットンはウルトラマンが霞むほど巨大で、ウルトラマンの攻撃は通用しませんでした。

絶望的かと思われましたが、禍特対メンバーである滝明久の発案により、熱球を放つ直前にベーターカプセルを点火、プランクブレーンと呼ばれる高次元の時空間を生じさせてゼットンごと消滅させることに成功しました。

天体を星ごと消滅させる制圧用兵器

ゼットンとの戦闘
生物とも金属ともつかない無機質なフォルムをしたゼットン。これまでのウルトラシリーズのゼットンとは違い、『シン・ウルトラマン』では宇宙に有害であると判断された天体を星ごと消滅させるために製造された恐ろしい兵器として登場しました。

元ネタは初代『ウルトラマン』最終話「さらばウルトラマン」

ゼットンはゾーフィと同じく初代『ウルトラマン』最終回第39話「さらばウルトラマン」にて初登場しました。
初代『ウルトラマン』ではゼットン星人の操る宇宙恐竜として登場。初代ウルトラマンをはじめて倒したラスボスにふさわしい強敵として描かれています。最強の怪獣として人気が高く様々なウルトラシリーズに登場してウルトラマンの脅威となっています。

Photo:©2022「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ © 2016 TOHO CO.,LTD.